今回はブラクリ自作講座の前編となるオモリ塗装編です。
用意するもの
- 中通しオモリ
- 筆
- 塗料(アクリル塗料)
- ウレタン
- ウレタン薄め液
- つまようじ
- スタンド
乾燥用のスタンドを作成する
事前準備としてオモリを乾燥させる際に立てるスタンドを用意します。
専用のものが売られていますが自分で作ることも出来ます。
※最近はダイソーに置いている事もあるのでそちらを買うのがおすすめ。
段ボールを切って重ねて作成していきます。
猫の爪研ぎをご存じでしょうか?
あのままアレを作ります。
ダンボールを同じ高さに切ってガムテープなどでまとるだけ。
唯一注意する点は、ダンボールが大きいと継ぎ目の穴が大きく、つまようじが引っかかりません。
Amazonのダンボールが薄くて穴が小さくなっているので使えます。
塗装してみよう
まずオモリをつまようじに刺します。
使う塗料は「タミヤカラー アクリルミニ X-7 レッド 光沢」
わざわざアクリル塗料を使うのは室内での使用が可能な事と、筆を水洗いで済ませられるという手軽さが理由です。
艶消しカラーだとクリアを吹かなくてはならなくなるので光沢を選びます。
筆は安物で良いです。
1度塗りする
つまようじに刺したオモリを筆で塗りします。
そのまま1度塗りしても塗りきれないので全体に色が回るようにだけ意識すれば大丈夫です。
塗ったらスタンドに刺して乾燥させていきます。
乾燥したら2度塗り
乾燥したら後は綺麗になるよう2度目を塗っていきます。
コツは下の塗料が溶けないよう迅速に塗る事です。
そして再び乾燥。
ここで乾燥後に面倒で無ければもう一度塗った方が良いでしょう。
今回は面倒なので2回塗りのみで、チェックした際にムラがあったり塗り切れていないものだけを除いておいて塗り直します。
コーティングする
剥がれないようにコーティングしていきます。
ここではウレタンコート筆塗りか、ラッカークリアーを使います。
ウレタンコート
といってもどぶ付けするとつまようじと癒着してしまうので筆塗りで行います。
ウレタンが塗料に何度も付くとすぐ塗料が溶けてしまうので幅が広めの筆を使ってオモリを回転させながらムラなく1度だけ触れるように塗っていきます。
塗料の工程と同じように乾燥→2度塗りと繰り返します。
2~3度塗れば強度的には充分になるので完成。
使用後の筆はすぐうすめ液で洗わないと固まります。
ラッカークリアーコート
アクリル塗装しましたが強度を考えてスプレータイプのラッカーコートでOK。
最初は軽く吹き付けて乾燥させたら少しずつ多めに吹いていきます。
垂れるほど吹いてしまうと塗装がすぐ溶けていくので気を付けましょう。
3~5回程度で結構な強度になってくるので完成です。
おまけ パウダー加工
ネイルに使うラメやダイソーで買える蓄光パウダーを使って加工する事が出来ます。
コーティング前にラメに付けてクルクル回してやるとラメがくっついてくるので、持ち手を叩いたりして付ける量を調整したらラッカースプレーを軽く吹いて固着させ、その後コーティングするとラメ入りが作れます。
塗装が終わったら次の作成工程です。
ちなみに今回の塗装では蛍光塗料は使っていません。
釣り用に赤く塗られたオモリは全て蛍光色(光を当てると光る)ですが、蛍光塗料で試したところ色々と面倒だったので蛍光ではない普通の赤にしました。
ですので蛍光より視認性は劣ります。
[…] 【ブラクリ自作】アクリル塗料で簡単オモリ塗装! […]