本格的なブラクリの作り方を解説!【必要な材料と作成手順】

必要なもの

材料

  • 撚り糸
  • 中通しオモリ
  • 蛍光玉
  • ビーズ(蛍光玉でも可)
  • 瞬間接着剤

オモリ塗装材料

  • アクリル塗料(レッド)
  • ウレタン
  • ウレタン薄め液

準備:オモリを塗装する

始めにオモリを塗装します。

⇩別項にて解説していますのでまずはそちらをご覧ください。⇩

作り方の手順

※材料の詳細は下で解説

①撚り糸の先に針を結ぶ

まずは撚り糸を切らず先端に針を結びます。

結び方は普通の針を結ぶ感覚で外掛け結びでOK。

端糸は結び目を瞬間接着剤で固めるまである程度切らずに残しておいたほうがほどける心配がなく楽です。

②長さを決める、ビーズを入れる

針から大体二十数センチくらいで撚り糸を切ります。

短いと最後が結び辛いので短い気がしたら少し長めに残してください。

アピール用のビーズを付ける場合にはここで通します。

③コブを作る

次に片結びでビーズの上にストッパーになる小さなコブを作っていきます。

このコブの位置でハリス部分の長さが決まります。

長さは想像以上に短めにしないと市販のブラクリのような長さにならないので注意。

コブから針までの長さは市販品を参考に好みで決めて下さい。

毎回決めた長さにする方法

画用紙などの少し硬めの物を針からコブまでの決めた長さに切り、画像のように挟んで結び目が紙で止まるように作れば楽です。

④蛍光玉、オモリを通す

中通しオモリの穴は大きいので結びコブくらいでは簡単に抜けてしまうので蛍光玉をストッパーにし、その蛍光玉を結び目で止める役目があります。

遊動式のウキ仕掛けのシモリ玉のようなものですね。

オモリは付けてからでは塗装できないのであらかじめ塗装しておく必要があります。

⑤糸を結ぶための輪っかを作る

ちゃんとしたものを作ろうとするとここが一番難しい工程です。

チチワ結びが結びの形も良く簡単ですが少し長さの調節が難しいかもしれません。

筆者は結び目の上下位置が安定する結びを考えて行っていますが、そちらの結びについては後の更新か別記事で解説しようと思います。

スイベルで結び目を簡単に作る方法

市販品のクオリティからは離れますがスイベルのアイに結んでしまえば簡単です。

画像のように結び目とオモリに隙間が出来てオモリが動いてしまうのが嫌な場合は瞬間接着剤を付けたつまようじを穴に刺し、穴に入った部分以外を折れば固定できます。

⑥2カ所の結び目を瞬間接着剤で固定する

最後に針の結び目と、⑤で結んだ部分を瞬間接着剤を染み込ませて固定します。

上の結び目に付けた接着剤がオモリに付くと白くなってしまうので液を多く付けすぎないよう慎重に行いましょう。

後は吊るして乾燥させれば完成。

材料の詳細

撚り糸

固めである程度太さのあるもの。

ここでは「ハヤブサ 名人の道具箱 撚り糸」「太」を使用。

針は伊勢尼、丸セイゴの10~13号あたりが一般的。

色は赤い塗装のものを選ぶと市販品に近くなります。

ここで使用しているのは土肥富のムツ針13号の赤色。

口の奥に入り込みにくくネムリが入っていて根掛かりしにくいのが特徴の針です。

10~12号が在庫切れの為13号を使用しましたが12号までで充分だと思います。

中通しオモリ

形は好みでも良いですが、石の上を転がり落ちていく形状である必要があるので手軽に買えるものなら丸形オモリナツメオモリになります。

号数は3号~5号くらいで波やロッドの固さで、着底の分かるものを選びましょう。

筆者は丸形オモリを使用しており釣り具通販 LOTLOTにて4号をメインに数キロ単位で購入しています。

大量生産する必要が無い方は釣具屋で買ったほうが安く済みます。

蛍光玉

蛍光玉は必ずハードタイプを選びます。

ささめ針の徳用夜光玉ハード、撚り糸(太)に対して蛍光玉のサイズは3を使用しています。

穴が撚糸に通るサイズであれば問題はありませんが、結びコブに引っかからないサイズでは駄目なので大きすぎも良くないです。

ビーズ

無くても良いですがここではアピール用に入れています。

ささめ針のスパークビーズ(赤)3.5mmを使用。

瞬間接着剤

高い物じゃなくとも百均のものでも問題ありません。

唯一気を付ける事は液体タイプであること。

ジェルタイプだと糸に染み込まないのでダメです。

まとめ

今回紹介した材料をすべて揃えると初期費用の問題で全然安く作れるわけではありません。

安上がりで作りたい場合は安い代替品を使いコストを抑えるのがお勧めです。

コストだけを重視したブラクリの作り方も解説していますので気になる方はチェックしてみて下さい。