魚釣りというのはボウズの日があって当たり前です。
しかし釣りの上手い人というのは同じ釣行回数でも高い確率で魚を釣ります。
そこにはどういった違いがあるのでしょうか?
ショアジギング(スーパーライト、ライト含む)で投げても投げても青物が釣れない時、確認する事とその対処法を解説します。
ショアジギングで青物が釣れない原因とその対処法
時期の問題
ご存じの通り青物は回遊性で、多くの場所ではショア(陸)から釣れる時期は限らており、青物が接岸する時期は地域とその年で違います。
魚影が特別濃くない地域だと、青物釣りが不調な年には釣行回数に対して釣れる確率が大幅に下がってしまう事もあり得ますので情報収集をしておく事も大事です。
対処法:釣果状況を確認してからがオススメ
現在の釣果状況を知ってる人や釣具屋などで聞いてみましょう。
釣具屋のHPなどにも情報が載っているので、随時確認することがおすすめ。
ネットに投稿された誰かの釣果を確認する事も出来ますが、釣り人に人気の地域以外は投稿数がまばらになるのでそれだけに頼っても詳細な状況が掴めないので情報としては少し不安定です。
場所の問題
青物は堤防、磯、サーフなど色々な所で釣れますが、その中でも回遊が少なく釣れない場所もあります。
青物に限って言えば釣れない状況=魚がいないくらいに考えても良いかもしれません。
釣れる条件の揃った場所、実績のあるポイントに行く事が必要です。
青物が釣れる場所の条件というのは
- 外海に面しており潮通しが良い
- ベイト(小魚)の回遊が盛んである
- ある程度の水深がある
- マズメ時に釣り人が多い(実績がある)
- 活性が高くナブラやボイルなどが発生している
対処法:実績のあるポイントに行こう
釣れるポイントにはやはり多くの釣り人が集まります。
ポイントを知る方法ですが、最も確実なのは誰かに聞く事です。
知り合いや釣具屋で聞いたり、ネットの情報を見たり、あと釣り場で話しかけて来る中高年の人なんかは釣りをやっている人が多いので「ここって青物どうですか?」的な事を聞いてみるのも良いです。
ベイトの有無
ベイトいる場所にフィッシュイーター有り。
青物はベイトを追いながら群れで移動しています。
餌となるベイトがいなければ釣れないと言っても過言ではありません。
逆にベイトがいる場合はマズメ時以外でも回遊が期待できます。
時期と時間がマッチして活性の高い時には青物がベイトを追ってそこら中でナブラ(小魚を追う現象)が湧き、爆釣することもあります。
対処法:マズメを意識しよう
日の出と日没の前後である朝まずめ、夕まずめは魚の活性が上がり、アジなどの小型回遊魚が多く釣れ始めます。
青物もベイトを貪欲に捕食し始めるので一日の中で最も釣れる確率が高くなる時間です。
ショアジギングでは特に明るくなる時間帯に掛けての朝まずめ釣行をお勧めします。
魚のいるポイントまで飛ばせない
ショアジギングは「飛距離の釣り」でもあります。
何処で魚が湧き始めるか分からないので魚のいるポイントに飛ばす事は釣るための重要なファクターです。
釣れている人と釣れていない人が明確に分かれている時はこれに該当する可能性があります。(釣り場のよってポイントが原因の可能性もあり)
対処法:タックルと投げ方の改善で飛距離UP
現状より飛距離を伸ばすにはタックルの改善、もしくは投げ方の改善が挙げられます。
今より飛距離の出るタックルにする方法には
- ロッドを長くする
- ジグを重くする
- ラインを細くする
この3つがあります。
ロッドは最低9ft、可能なら10ft以上でジグはロッドに合わせて出来るだけ重い物をチョイス。
ラインは細くするほど飛距離は伸びますが、細すぎるとキャストした時に切れてしまうリスクがあります。
投げ方も飛距離に大きく影響します。
キャスティングに自信の無い方はまずフォームを見直してみましょう。
効率的な投げ方が出来ればラインを細くするよりも飛距離は伸びてくれます。