【失敗しないための穴釣り講座】爆釣するのに必要なコツとは

穴釣りについて

穴釣りとはテトラポッドや石の隙間にブラクリと言われる仕掛けを入れて中に潜んでいる根魚(ロックフィッシュ)を狙う釣り。

仕掛けが安価で誰でも簡単に始められるとあって近年人気が高く、専用ロッドの発売も増えるなど盛り上がりを見せています。

一年中出来る釣りですが特には手頃な小物釣りが出来なくなる中、穴釣りでは産卵期に入り接岸した大型の個体が狙えるのでおすすめです。

状況が良ければ簡単に釣れてしまうボウズ逃れとも言われる穴釣りですが、多くの釣果を上げるにはコツが必要です。

特に穴釣りで”釣れない経験”をした方はぜひ以下をチェックしてみてください。

穴釣りでもっと釣る為に必要な事とは

動かしすぎない

仕掛けが底に付いてから誘いで何度も仕掛けを煽ると魚が逃げてしまう可能性があります。

穴釣りでは変に誘いを入れなくてもが釣れます。逆に激しく誘いのアクションをする事は釣果を下げる事になりかねません。

着底後は少しだけ巻いた後数秒間動かさず待って、アタる様子が無ければ竿先を上下に動かしてアピールしましょう。

手返し優先の釣りなので一つの穴に固執しないのが基本ではありますが、全く動かさないで20秒ほど長めに待った時に急にアタリが来るパターンもあります。

穴(ポイント)を変える

前述したように穴釣りは手返しの釣りです。

一つの穴に固執したとしても多くの場合は反応を貰えない事が多く、釣れません。

それよりもどんどん次の穴を探っていくほうが確実に釣果は上がります。

探った穴の数が増える=釣れる確率が上がる、というのが基本です。

釣り場を変える

穴釣りはどんどん人気が高くなっていて、テトラの入った釣り場では穴釣り師を多く見かけるようになりました。

それに相反して根魚というのは成長スピードが遅く、成長するまでに数年掛かります。

穴釣りが盛んな場所は、直近に多く釣られてしまい釣れなかったり、食べるのに向かない小型(リリースサイズ)ばかりが釣れます。

また、テトラが入っていてもテトラ内の状態次第ではあまり魚が居着いていない場合もあります。

反応が悪い時には移動しましょう。

人のあまり来ない場所、例えば穴釣りする人が少なそうな浅瀬の場所や堤防の足元の石などは釣られていない事が多く良いポイントになります。

根魚はかなりの浅瀬でも場所が良ければいますので、水深はさほど気にせずに潮通しが良く隠れられそうなストラクチャーのある場所を意識すればOK。(大物狙いの場合は深い場所が良いです)

確実に着底させる

根魚は底に付いている事が多いので一番下まで仕掛けを落とす必要があります。

気付かずに途中の石で止まってしまい、そこが釣れる穴だったとしたらチャンスを逃してしまう事になります。

ブラクリはオモリの形からコロコロと転がるように出来ているので少し仕掛けを跳ねさせて待つとまだ下まで落ちていくので、着底するほどまで糸が出ていないと少しでも感じたら仕掛けを動かしてみましょう。

周辺の穴より深く落ちる穴は良く釣れる傾向にあります。

この深い穴を探り当てるのもまた、穴釣りの楽しさの一つとも言えますね。