今回紹介するのは難しい結び方やお金の掛かる道具を使わない「簡易版ブラクリ」の作成方法です。
節約志向の方、面倒な作業をしたくない方におすすめの簡単に作れる方法になります。
用意するもの
- 撚り糸
- 針
- 夜光玉(もしくはビーズ)
- スイベル(サルカン)
- 中通しオモリ(丸形など)
- 瞬間接着剤(百均でOK)
- つまようじ
撚り糸
HAYABUSA/名人の道具箱 撚リ糸の【太】がお勧めです。
太いPEラインも使えますが柔らかいので、わざわざ揃えるならば上記のようなナイロン製の撚糸を使う方が良いです。
針
画像の針は伊勢尼の12号。
通常は丸セイゴの10~13号程度、迷ったら12号くらいが万能です。
穴釣りでは小さい根魚でも大きい針に食ってくるのでそんなに神経質に考える必要は無いと思います。
色などは好きな物を選びましょう。
根掛かりを減らしたい場合はネムリ(針先が内側を向いている)の入った針を使うのもアリ。
外掛け結びを使って結ぶことになりますが、どうしても覚えたくない場合は管付き(結ぶ穴が付いているもの)でも良いと思います。
夜光玉(もしくはビーズ)
玉はストッパーの役割なのでビーズでも可能。
画像の夜光玉はささめ針のお徳用夜光玉3号です。
スイベル(サルカン)
強度の弱すぎないものなら大丈夫です。
画像はNTパワースイベルの#8。
中通しオモリ
転がって落ちていきやすくするために形はナツメオモリか丸オモリになると思います。
号数は竿の固さで着底が分かるものを選びましょう。
穴釣りロッドなら2~5号、おすすめは3号と4号を持っておくことです。
瞬間接着剤
結び目の補強とオモリの固定に使います。
百均でOK。
つまようじ
重りの固定に使います。
作り方
まず、外掛け結びで針を結びます。
針を結んだら、端糸をカットし、針から20cmほど先でカット。
そしたらハーフヒッチ(片結び)で針のちょっと上にコブを作ります。
結び目を小さくしつつ位置を調整しましょう。
思ったよりも下に来るようにするのがコツです。
次に夜光玉(ビーズ)➡オモリを通します。
その次はスイベルをハーフヒッチで結びます。
簡単な結びなのでオモリースイベル間の長さを調節しやすいと思います。
一回結んでスイベルまでの長さを決めたらその後結束の強化のために2回ほどハーフヒッチ。
1結び毎にしっかり締めておきます。
次にオモリを固定します。
つまようじに瞬間接着剤を付けて上からオモリの穴に差し込み、先端を残して折ります。
(オモリの可動域が少ない場合は必要ありません)
接着剤が少なく上手くいかなかったら穴に接着剤を流し込みます。
こうすればちょっとやそっとではオモリは動かきません。
端糸を切ったら、画像の部分に瞬間接着剤を染み込ませて吊るして乾燥させたら完成。
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