魚の動きと言うのは釣り人には分かるようで分からないものです。
例えば「餌をつついている」とか「ひったくるようなアタリ」という状態を感じる事がありますが、実際の動きはイメージしていた通りであるかは不明です。
水中映像を見ると魚の行動は一般的に言われている動きとは違う動きを見せたりする事が分かります。
狙った魚を釣る際、タナ(レンジ)の選定やルアーアクションの入れ方の参考になると思います。
今回は参考になりそうな水中映像(捕食シーン)をyoutube動画からいくつかご紹介します。
ヒラメのイワシ捕食
この動画ではイワシの泳がせ釣りでのヒラメのバイトを撮影しています。
特にヒラメの泳がせ釣りでは完全に食わせるまで目安として40秒以上は待つのが基本ですが動画内ではゆっくり近づいてきたヒラメがイワシを一瞬で丸呑みにしています。
ヒラメのアジ捕食
こちらは分かりやすいアングルの捕食シーン。
アジの群れの下に隠れておりもの凄いダッシュでアジの尾に噛みついています。
最初から丸呑みする気は無く、泳がせ釣りで待たなければいけない理由が良く分かりますね。
よく見るとダッシュの直前にはヒレを立てて準備をしています。
泳いでいても凄い瞬発力のヒラメ
ボトムを離れゆっくりと泳いでいる最中でも瞬発力を生かしたダッシュで獲物に食らいついています。
タチウオ水槽の餌やり
タチウオは縦になって泳ぐことが知られています。
この動画ではタチウオたちは上から落ちて来るエサに反応していますが、通りすぎると興味を失っているようです。
食い気が立っている時のタチウオ
一方で食い気がある時には俊敏に動く獰猛なフィッシュイーターになります。
活性が高く動き回っている時には普通の魚のように横向きに泳いでいる事も多いようです。
しかしこちらの動画では捕食行動の際には上を意識しているように見えますね。
餌を吐き出すマダイ
マダイに死にエサを与えている映像ですが口に入れたエサを何度も吐き出しています。
その際、一度口に入れたエサはバラバラに。
マダイの他クロダイでもこのような行動が度々見受けられました。
他にもタイ類は興味を持って近づいて来たりします。
ゆっくりとエサを探すシーバス(スズキ)
ルアーゲームの対象魚として捕食行動について多くの研究がされているであろうシーバスです。
動画のシーバスはボトムに着きながらゆっくりと獲物に近づき吸い込んでいるのが確認出来ます。
00:20~のシーンでは落ちている物体を止まって見極めてから吸い込み、結局吐き出しています。
シーバスの高活性時のバイト
こちらはルアーメーカーBlueBlue公式からの動画。
食い気が立って勢いのあるバイトシーンを見る事が出来ます。
ちなみにブローウィン140Sは良く釣れるのでおすすめ。
ジグに反応するイナダ
イナダ(ハマチ)がメタルジグに反応しているシーン。
ルアーを追い切らずに中々食いついていません。
ベイトを追うヒラマサ
ヒラマサがベイトの群れを追っている映像です。
食い気の立った青物は物凄いスピードで獲物を追いかけます。
高活性時にはリールを超高速で巻いても追いついてく来るほどに早く、釣魚の中でも高いスタミナとパワーを秘めている事を感じさせてくれます。
マゴチのワーム捕食
画面後方から現れたマゴチの前にワームを通した瞬間丸呑みする映像。
ボトムに張り付いて擬態して砂に隠れ、通りかかった獲物を一瞬で飲み込んでいる事が分かります。
青物のように力で狩りをするのではなく、ヒラメと同様に擬態して瞬発力で狩りを行っているようです。
まとめ
いくつかの捕食映像をご紹介しました。
魚釣りにおいて水中の状態をイメージする事はとても重要な事です。
こうした動画があればアクションやタナ決めのヒントに繋がるのではないかと思います。
他にもネット上には紹介しきれないほど多くが投稿されていますので是非見てみて下さい。