気軽に出来る穴釣り
穴釣りは専用の道具もいらず、拘らなければルアーロッドにブラクリとエサだけですぐ出来ます。
もしも急に穴釣りをする場合、手に入りやすく使えるエサを紹介します。
現地で調達する
イガイ
イガイは釣り場の岸壁やテトラポットに集団で居着いている貝。
クロダイ(チヌの)落とし込み釣りではポピュラーな餌です。
岸壁では手では中々届きませんが穴釣りの出来るテトラポット周辺に付いている事も多いです。
足糸という物体で岩に体を固定しており、落とし込みで専門に採取る時にはイガイ取り器を使ったりしますが、1個ずつならプライヤーなどを使えば簡単に外す事が可能。
落とし込み釣りでは殻のまま使えますが穴釣りやその他の釣りでは殻を割って中身を使います。
マツバガイ
マツバガイも釣り場で良く見る貝の一種。
イガイと比べると外すのが大変で、素手ではまず無理です。
家庭で食用として食べられる事もあり、採取する際はマイナスドライバーなどが有効。
貝の下側に差し込める道具があれば簡単に外れてくれます。
カニ
釣り場ではカニも手に入りやすいです。
こちらも落とし込み釣りで使われる事が多く、またクロダイが生息しているという指標にもなります。
多く取れるのはイワガニで、小さめなので針に付けやすくエサには最適です。
デメリットは警戒心が強く素早いので捕まえるのが難しい事。
フナムシ
暖かくなると現れるフナムシはおそらく不快に思う方も多いでしょう。
現地採取が可能で餌に使えるので抵抗の無い方にはお勧めです。
近くで買う
イカ
コンビニに行くとおつまみ用のイカそうめんが販売されています。
餌としてはかなり入っていてエサ取りに強いので1回の釣行ではまず使い切れない量が手に入ります。
魚の切り身
近くにスーパーがあるならばかなり安くエサを調達する事が可能。
生魚の切り身ならほぼ餌にする事が可能で、特にサンマやサバは穴釣りでも良く使われるポピュラーな餌です。
キビナゴ、ワカサギといった小さな魚も穴釣りで使えます。
活き餌
スーパーでは生き餌が販売されている事があります。
例えば食用のどじょうや沢蟹など。
地域によって売っているものが違うので餌になりそうなものを物色してみるのもいいかもしれません。
あらかじめ用意する
人工餌
マルキュー パワーイソメや、ガルプ!サンドワームといった人工餌を忍ばせておけばいつでも穴釣りが出来ます。
もちろん生エサと比べれば反応が良くなるはずはありませんが、経験上穴釣りでは人工餌でも充分釣れてくれます。
何と言ってもナマモノと違って常温で保管しておけるので入れっぱなしにしておけます。