ページ読み込み中!

スピニングリールのドラグ用フェルトワッシャーの自作手順

エギングで使っているリールのフェルトワッシャーがズタボロになってしまい、交換が必要に。

交換用のフェルトがamazonで買えてすぐ届くのは非常にありがたいです。

けど今回はせっかく新品のフェルトワッシャーがあるのでこれを参考にしてやったことなかったフェルトワッシャーの自作をしてみます。

用意するもの

用意するものは4つ。

  • ハードフェルト(1mmくらい)
  • サークルカッター
  • 穴開けポンチ(内径用)
  • ドラグ用グリース

画像

あまりお金をかけては自作の意味が薄れるので出来るだけ低コストで済ませました。

ドラグの機構を考えるとそれほど微細な精度が必要だとは思わないので結構ざっくりとした作り方で行ってみましょう。

サークルカッターはコンパスにカッターが付いてるような工具です。

ハードフェルトは1mmのものが手に入りやすく、百均や手芸店で手に入ります。

純正のワッシャーを見る限りもうちょっと薄いっぽいですが潰れていくので問題は無いかと思います。

今回手に入ったのがちょっと厚いものです使うなら1mmをお勧めします。

ちなみにハードフェルトは樹脂加工がされているらしく普通のフェルトとは硬さが違います。

ワッシャーのサイズを特定

まず必要なワッシャーを特定する必要がありますが、これは公式サイトやリールの箱に入っている分解図を参照してみます。

今回シマノのC3000リールですが、分解図を見ると同じサイズのフェルトワッシャーが3枚使われています。

小さい番手では1枚だけだったり、機種によっては2枚+別サイズ1枚だったりするので注意。

そしてここが問題なのですが、分解図では内径穴や外径のサイズは書いてありません。

とりあえず今回は交換したいワッシャーの現物が手元にあるのでその前提で進めていきます。

手元に無い場合はパーツを売っているショップなどに書いてあるものなどを参照して見つけるなどしてなんとか探してください。

今回はHEDGEHOG STUDIOで購入したワッシャーを測ってスペアを作ります。

測って切る

まずノギスでおおよその外径、内径を測ります。

ミリ単位でズレていなければ大丈夫なはず、ということでざっくり計測。

おおまかに測ると外径は21mm、内径は12mmでした。

①サークルカッターで外径を切る

フェルトをサークルカッターで21mmに合わせてカットしていきます。

画像を取り忘れたので段ボールをカットしたイメージ画像を貼っておきます。

本物と重ねてみて大体一緒くらいならOK。

②内径をポンチで開ける

そして内径は12mmになりますが、手持ちのサークルカッターではここまで小さい円で切れないため穴あけポンチで空けます。

フェルトくらいなら叩かなくともグリグリすればすぐ切れます。

ちゃんと中心にならなければいけないのは百も承知ですが、面倒なので目感で量産します。

丁寧に作りたい方は投げやりですが、うまいことやって下さい、、、。

③完成後組み付け

完成後ドラグワッシャー用のグリスを塗り、座金と合わせて元通りに組み直します。

あとはボディに取り付けてドラグノブを取った状態で回転させてみてフェルトが変な動きをしていないか確認。

ズボラな作りですがこれで1シーズン問題なく秋エギングで使えました。

ちなみに少し厚いフェルトで作ってしまったという場合はドラグノブを閉めて1日おくといくらか潰れて薄くなりますのでお試しを。