メバリングで釣れない人に確認してほしい6つのこと

メバリングしても釣れない?確認すべき事とは

アジングと並んでライトゲームの王道といえるメバリング。

漁港など手軽な場所から狙えるためルアーフィッシングの中では敷居が低く始めやすい釣りですが、闇雲にやっていては当然ボウズを食らうこともある釣りです。

メバリングに行っても釣れない時、確認すべきことをまとめました。


メバルの実績がある場所を選ぼう

メバリングに通っても釣れない場合、まずその場所にメバルがいるのかどうか?をよく調べてみましょう。

基本的に常夜灯、根やストラクチャーのある漁港なら足場もよく、高確率でメバリングのポイントになります。

特に潮の入ってくる出入口に常夜灯があり、ストラクチャーが豊富な漁港は数釣りが渋い時期でも比較的メバルがいる確率が高く、大型も狙いやすいです。

他にメバルがいることを見分ける方法として、夜に表層で小さな魚が跳ねるような音(ライズしている音)が聞こえてくる場合は表層付近にメバルがいる可能性があります。

また、メバル狙いの釣り人はいるか、釣れたのを見たか、釣り人がいつも入っているポイントはどこか、といった情報も意識しておくと良いです。

釣り場近くの釣具店ならばで現在の釣果を教えてくれるので聞いてみると良いでしょう。

・常夜灯、ストラクチャーの多い場所はアクセスが良く釣果も期待出来る。
・大物を狙うなら磯場(上級者向け)

夕マズメから夜が狙い目

メバルはナイトゲームが基本。

何故なら昼間は根の近くにいて積極的に動き回らないためで、夜になると群れで表層付近を見上げて餌を探しています。

昼のメバルと夜のメバルとでは生態が全く異なる事を留意しておきましょう。

更に暗くなり始めてからメバリングするアングラーが多く入ってくるので夜遅く行った時にはスレて反応が悪くなってしまう可能性があります。

水面は騒がしいのにルアーに反応しないとなれば軽いリグを使うなどといったスレ対策もより必要になります。

可能ならば夕マズメ頃から夜に駆けての釣行がお勧めです。

釣れるポイントを見極めよう

まず常夜灯の周りが一級のポイントですが、明るい所にルアーを投げ込むのではなく、暗い場所に投げてから明るい場所に引いてきてみましょう。

特に大型の個体は明暗部に潜んでいる事が多いです。

また、近くに根もストラクチャーも何もない暗い場所であっても釣れはしますが、そういった場所では群れが回っていなければ投げ続けたところで釣れません。

海の荒れた日は際やテトラなどストラクチャー周りを狙ってみましょう。

・潮通しが良い漁港の出入り口付近にある常夜灯は一級ポイントで多少厳しいシーズンでも比較的狙いやすい。
・大型は光が直に当たらない明暗部、ストラクチャー周り、湾内より外海側に集まりやすい。逆に小型は直に光の当たる表層付近や湾内でも多く見られる。
・実績の高いポイントでは釣り人が真っ先に入っているので参考にしてみる。

メバルに合ったリグを選択する

メバルをコンスタントに狙うなら基本的に重いジグヘッド使うことは避けるべきです。

使うのは0.6gくらいから重くても1.5g以下、軽いものでは0.2gの表層を漂わせるように使えるものもあります。

基本は0.6~1.2くらいで考えておくと良いでしょう。

軽いジグヘッドの方が警戒されにくくレンジをキープしながらゆっくり泳がせるのに適しているためです。

ワームにも軽いウェイト、重いウェイトと相性の良いものがあります。

サイズは2インチ以下を基本にして、テール形状はストレート系を中心にアピール力の高いシャッド系なども、揃えておくのが良いです。

プラグのみで釣行というのも面白いですが基本的にはワームの反応が良いので両方もっておいてプラグ類は別アプローチとして使用しましょう。

・基本的に軽いジグヘッドを使い、理由無く重いジグヘッドを使うことは避ける。
・ワームは1.5~2インチを基本としてテール形状はストレート系のほか、シャッドなど波動でアピールするタイプもあると良い。
・プラグ類はベイトが小魚の時などに劇的にハマることがある。

アクションの入れすぎは逆効果

夜のメバルは表層を見上げて漂う餌をゆっくり近づいて補食します。

早い動きの餌を追いかけて補食する魚ではないので早いアクションや変に縦の動きを入れる事は逆効果になります。

表層のメバルを狙う場合、基本はゆっくりと餌が漂うように巻いてみましょう。

海に流れがある時にはプラグやワームを巻かずに流すだけで釣れることもあります。

・ただ巻きは基本でいて最も有効なアクション。
・早巻きや縦の動きは絶対ダメというわけではなく、その時々で有効な場合がある。
・流れが強い時はドリフトで軽いリグを流すのも有効。
・もし反応が薄い時は縦の動きを入れてみたり、激しめのアクションでリアクションバイトを狙うライトワインドをするという方法も。

表層だけに縛られない

メバルは必ずしも表層にいるというわけではありません。

水面が静かな時、中層やボトム付近でしか釣れないこともあります。

表層で釣れている時であってもそれより下のレンジに隠れているメバルがいます。

特に大型の個体はストラクチャー周りの多少沈んだところで釣れることが多いです。

小型しか釣れない、という人はレンジを下げたり、テトラなどの沈んだストラクチャー周りを通してみると大型の個体と巡り合える確率は上がります。