釣りに向いたクーラーボックスとは
釣り用に発売されているクーラーボックスは魚を入れるように作られていますので形は横長のものが多いです。
キス、アジ、イワシなど小物を数釣りする場合は縦幅がある方が使いやすいですが、不意に大き目の魚が釣れた場合を考えるとある程度横に長い物がおすすめになります。
コスパを優先する場合はレジャー用のクーラーを選ぶ事になるので、形を考えて選ぶ必要があります。
断熱材の種類
保冷力を大きく分けるのは使用している断熱材。
最も一般的であり、価格のリーズナブルなものに使用されているのが発泡スチロールの断熱材。
価格も安いですが、保冷力も最も低くなります。
もう少し高価な物になると発泡ウレタンの断熱材が使われています。
発泡ウレタンは様々な場所で使われているポピュラーな断熱材です。
そして最も高い保冷力も持つのは真空断熱パネルのクーラーボックス。
文句なしの保冷力を誇りますが、価格も相応に高いです。
コスパを考えると発泡スチロール~発泡ウレタンの間で考える事になりますが、日帰り釣行であればこれでも充分です。
おすすめクーラー【小物釣り用】
完全に小物だけをターゲットにした大きさのクーラーになります。
不意の大物に対応する事は難しい大きさなので、コンパクトさにこだわらないのであればもう少し大きいもので良いです。
伸和 ホリデークーラー7H
2000円程度で買えて肩掛けベルト付きの高コスパクーラー。
小物釣りならほぼカバー可能で、横幅もあるので30cm以上の魚でも入ります。
SHIMANO(シマノ) レジャークール
シマノの格安クーラーボックス。
こちらも横幅がありますが、保冷力よりコンパクト性に優れたモデルです。
アバンテ レジャークーラーパラオ #100
DAIWA(ダイワ) クールライン S-X
ダイワのクールラインには魚を投入口が付いているので夏の小物釣りで開け閉めが増えて氷が溶けるのを抑える事が出来ます。
一番下のグレードなら3000円台で購入可能。
夏のサビキ釣りやキス釣りなどに特におすすめ。
上のグレードになると発泡ウレタンが使われたモデルがあります。
おすすめクーラー【中型魚対応】
ボックス自体も大きすぎず運びやすい、~中型程度の魚に万能に使える大きさです。
もし、まだクーラーボックスを持っていない場合には大は小を兼ねる意味で20L前後の中サイズがおすすめ。
釣りをしていると想定外の大物が掛かる事がありますし、思ったより数が多く釣れることもあるためです。
青物が多く釣れる場所や船釣りなど中型魚の数釣りが狙える場合にはこのサイズでは足りなくなりますので注意しましょう。
伸和 ホリデークーラー22H
伸和のホリデークーラーはサイズのバラエティが多く、内寸幅26cm~81cmのものまでがラインナップされています。
22Hは内寸幅が39cmあるので曲げればまぁまぁ大きな魚は入れる事が可能です。
氷の消費量や積むスペースが気にならない方、魚を曲げて入れたくない方はもっと大きなサイズが良いでしょう。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) クーラーボックス シエロ 25L
リーズナブルなレジャー用品が多いキャプテンスタッグのクーラー。
このサイズで2000円台とかなり安価で買う事が出来ます。
とにかく安く揃えたい方にはおすすめです。
SHIMANO(シマノ) フリーガ ライト 26L
釣り用クーラーとしては比較的安価で買う事が出来ます。
おすすめクーラー【大物対応】
船でのマダイ青物、ショアジギングでのブリ、ランカーシーバスなど、大物を視野に入れたサイズのクーラーです。
40L以上になると大きいので持ち運びにくく、使用する氷の量も増えるので普通の堤防釣りでは使い辛いサイズになります。
大きなクーラーになるとキャスターが付いているのが基本なので足場が良ければ運ぶのは簡単です。
伸和(SHINWA) 日本製 ホリデーランドクーラー48H
内寸65cm、キャスター、投入口付き。
リブウェル(Livewell) クーラーボックス ホリデーワールド 48L
Astage(アステージ) クーラーボックス フォレスクルー 45L
まとめ
以上です。
紹介したクーラーはどれも最安価帯で買えるものですが、余裕があればもう少し保冷力の高いクーラーの方が安心は出来ます。
特にかなりの長距離を移動する場合や真夏に長時間置いておく場合には断熱材がスチロール材や発泡ウレタンではなく、真空パネルのクーラーボックスを選ぶ事をおすすめします。
といっても氷をしっかり入れて日帰り釣行であれば問題無く使用出来ますので深刻に考えるほどではありませんので手頃な価格で揃えてみるのも良いんじゃないでしょうか。