ジグサビキにデメリットはある?

坊主逃れの強い味方ジグサビキ

ジグサビキと言えば、サビキにメタルジグを結束するだけの簡単仕掛けでサビキのターゲットとメタルジグのターゲットが同時に狙える釣り方で、春~秋の小物と大物が入り混じる季節に特に活躍してくれます。

ルアー専門の方でもサビキをタックルケースにサビキを忍ばせておく方も多いかと思います。

サビキを結束するだけでメタルジグの動きを変えてしまうような仕掛けでもないので、ただお得な事ばかりの釣りに思えますが、実際のところデメリットはあるのでしょうか?

3つのデメリット、気を付けるべきこと

リーダー結束部分がガイドに入る

ショックリーダーを結束している場合、通常使う程度のリーダー長さでは結び目がガイドの中に入ってしまい飛距離に影響したり、結び目が大きい場合にはライントラブルになる可能性があります。

ジグサビキはPE部分の根ズレによるラインブレイクは起こりませんのでリーダーを結ばなくても大丈夫です。
しかし、PEをサルカンに直結するのは結束しにくく抜けやすくもなりますので、リーダーを短く切るなどしてサビキ部分とリーダーを合わせて垂らしに収まりきるようにするのが良いでしょう。
ジグを投げる場合、ジグのウェイトによりますが長くてバットガイド(一番下のガイド)あたりまで垂らしを残す事が多いのでロッドの長さを考えて決めるのが良いです。

巻き付く魚が掛かると絡まる

アナゴやダイナンウミヘビなどの魚が掛かると仕掛けに巻き付いて修復不可能なくらいに絡まってしまいます。

夜行性の魚ですが、日中に釣れる事があるので回避するのは難しいです。

時折釣れる程度であれば仕方が無いものの、これらが多く釣れる場所ではジグサビキは使いづらくなります。

雑魚が釣れる

これは魚種を絞らずとにかくお土産が欲しい場合にはむしろメリットと言えますね。

メタルジグ単体よりもより多くの魚種が釣れるのがジグサビキの魅力ですが、それゆえに本命以外の魚も多く釣れます。

人によっては食べたくない、持ち帰りたくない魚でも、群れが入って来ていれば沢山釣れてしまう場合があるのでそういった場合には使わないほうが良いでしょう。
外道が小さい場合には針の大きくする事で対応可能です。

まとめ

ジグサビキの使用にはやはりデメリットよりメリットの方が多くあります。

特に何でも釣りたいとジグサビキを使う方にはデメリットも大した問題では無いため、気兼ねなく使えるのではないでしょうか。

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