釣り用のメジャーで迷っている人へ
魚釣り用にメジャー(スケール)って必要?
普通のメジャーでも測れるし、そもそも魚を釣り上げるに必要かというと全く必要無いでしょう。
でも釣りに行く時っていうのは計画を練って、道具を買い揃え、あれやこれやと考え…
休みの日に早起きして、雨に降られたり風に吹かれたりしても竿を出す。
それが一匹の釣果に結び付いた時には「辛い思いしてでも釣りをしてて良かった」と思えるほどの感動があります。
そうやって自分の手で釣った魚って何センチ何キロなのか、どんな道具で釣ったのかを記録したいし共有したいと思うんじゃないでしょうか。
特に釣果をSNSなんかに上げる人は魚の映り方も気にすると思います。
そのために魚を綺麗に、正確に測りやすい魚用メジャーがあってもいいと思いませんか。
釣り用メジャーの種類
狙う魚種の体長、体高で使い分ける
釣り用メジャーの違いは長さ(最大60cm、100cmなど)、それと縦幅の広さがあり、これは魚種によって変えた方が使い勝手が良くおすすめ。
筆者は縦幅の小さいものと大きいものの2つを使い分けていて縦幅が小さいもの(スリムタイプ)は小型魚種、それ以外は広いタイプ(ワイドタイプ)を使っています。
スリムタイプの利点はコンパクトで携帯性に優れていて、タックルバッグなどに付けていても邪魔になりません。
サッと大きさを測りたい時や携帯性を重視する時にはかなり便利。
筆者は海の小物釣り(サビキやライトルアー)と渓流釣りで使っています。
逆にワイドタイプは魚を乗せる事が出来て地面に直接触れないのでスリムタイプよりは魚にも優しくなります。
青物、シーバスといったサイズのある魚種のほか、スモールマウスバスなんかも基本サイズはそれほどでもないですが体高があり、スリムメジャーでは見にくい上に石で魚が傷付きそうなので水のある場所にメジャーを広げて測るようにしています。
機能性やコスパに優れたおすすめメジャー
写真に撮ったりするとなるとメーカーにこだわりを持ちたい方もいると思いますが、似たように見えて価格も機能性も様々。
機能性に優れたもの、コスパに優れたものを紹介します。
第一精工 ノギスケール
スリムタイプのノギスケールは携帯性と測りやすさに優れています。
筆者も現在使っているメジャーで、メモリの上にスライドできるプレートが付いていてノギスのように魚の大きさに合わせてスライドさせれば一目でサイズが分かります。
プレートは縦に開くようになっており、大きい魚を測ってもメモリが見やすく万能に使えると思います。
ノギスだけを使って測ればメジャーを汚さずに測ることも可能。
プレートに巻き付けるように巻くため簡単に収納出来て、付いているシリコンバンドで固定するのでしまうのも楽です。
ラパラ ロールルーラー
マットなデザインも良くて、何より巻き取り式というのがかなり便利です。
必要な分だけメジャーを出してボタン一つで戻せます。
椿研究所 メモリアップ
100cmまで測れてメモリがとても見やすい。
そしてワイドメジャーの中ではコスパが良く、amazonで現在2000円程度で買えます。
一言でいえばこれで十分、という感じのメジャーで気に入っています。
携帯性は特段優れているというわけではありませんが、カラビナ付きでマジックテープで止めるようになっていて必要十分な機能は備えているので全然問題なしかなと思います。
がまかつ(gamakatsu) フィッシュケアメジャー
特筆すべきは折りたためてマグネットでロックできる携帯性。
130cmまで測れるので基本的に測れない魚はいないでしょう。
シンプルに測りたい場合はメジャーでも
魚を釣り上げたらサッと測って「大体このぐらいかな」という方は普通のメジャーを使うのもおすすめです。
メジャーを入れて写真を撮らない、となれば巻き取り式の小型メジャーが携帯しやすく便利です。
メモリの部分が鉄製の物は重くて錆び易いのでプラ製のものがおすすめ。
こだわりがなければ100円ショップにもありますし、スミスのメジャーでも数百円程度で買えます。