サビキ釣りをする際にはコマセ(アミエビ)の使用します。
多くの人が嫌だと感じてしまう匂いですが、十分な対策をしておけば気にならない程度に留める事が可能です。
クーラーボックスやバケツなど釣り具と車に匂いを残さず、せっかくの楽しい釣りが嫌な思い出にならないための方法をご紹介します。
魚の掴み方~針の外し方
釣った魚の針を外しクーラーボックスに入れる際は、魚つかみで掴んで針外しで外しましょう。
トング型の魚つかみを使う事で手が汚れず、また安定して針外しやクーラーボックスへの移動が可能。
魚が手に触れると洗っても中々落ちませんし、その手でクーラーボックスを開ける悪循環になってしまいます。
針外しのプライヤーは出来るだけ細くて小物に使いやすいものが良いです。
コマセ(アミエビ)で汚れないコマセの管理方法
サビキ釣りをする際、コマセを管理する方法は3つあります。
1.コマセバケツ×コマセスプーン
一つ目は普通にコマセバケツとスプーンを用いる方法です。
コマセを救って押し出す事の出来る専用スプーンを使えばエサを入れる時もグダグダにならずに散らばることなく詰められます。
しっかりとした蓋つきのコマセバケツは車に積んでも匂いが充満せず、帰る際には釣りで出たゴミを入れておけます。
2.チューブタイプ(香料入り)
チューブタイプのコマセもあります。
スプーンやバケツも不要で、キャップ式になっていて汚れにくいです。
さらに常温で管理できるので解凍する時間を考える必要がありません。
なおかつフルーティーな香料が入ったタイプは女性が開発に携わっているとの事で、手が汚れづらく、付いてもコマセ臭さが残らない革命的な商品です。
欠点は、値段が少し高い事(普通のアミコマセより+200円くらい)、そして入れた後にちょっとずつ垂れてくるので意外に汚れてしまいます。
3.吸い込みバケツ
これはサビキでも下カゴ(エサカゴが一番下にオモリと一緒に付いているタイプ)にしか使えません。
が、全くコマセに触れる事なくエサが入れられます。
底に特殊な凹凸のある設計で、カゴを入れるだけで勝手にエサが入ってきます。
使い方はアミコマセをバケツに空け、カゴがスッと沈められるくらいまで海水を入れるだけです。
長いスプーンがあった方が混ぜたりするのに便利。
使い方の動画
釣りが終わったあとの掃除方法
サビキ釣りが終わった後汚れている手やクーラーボックス。
これら洗うのに最適な方法があります。
手はフィッシュソープで洗う
思い切り触ってしまうと魚の匂いは洗っても中々取れません。
そんな時には魚の匂い専用のハンドソープを使ってみましょう。
釣りの後に車を汚さないために積んでおいたり、家でも魚を捌いた後にも活躍します。
クーラーボックス専用の洗浄剤
水でクーラーボックスを軽く洗った後、水を一杯まで入れて洗浄剤を入れたら一晩放置するだけです。
1錠あたり18ℓまで対応出来るのでサビキ釣り用に買ったサイズのクーラーなら対応できます。
洗浄後は雑菌の繁殖を防ぐためにフタを開けた状態で乾燥させてからしまいましょう。
コマセバケツの洗い方
コマセバケツは洗剤を使ってスポンジで洗うのがお勧めです。
金たわしなどで擦ってしまうと溝が出来て付いた匂いが取れなくなってしまうのでやめましょう。
クーラーボックス同様に洗った後は乾燥させておきましょう。
消臭スプレーの使用もおすすめ
釣行後、帰りにどこかに寄る場合などに気になる方は衣服にかけられる釣り専用消臭スプレーもあります。
衣服や車内のほか、クーラーボックス周り、コマセバケツの外側にコマセが付いてしまった場合に軽く水洗い後に吹き付けておくのもアリです。
その他の用意
手を洗う用の水が入った2Lペットボトルを持って行ったり、数枚ゴミ袋を用意しコマセ関係は別に袋に入れてからゴミ袋に入れる。
コマセバケツとクーラーは70Lくらいのゴミ袋や、レジャーシートなどを敷いた上に積むと確実に汚れなくなるので良いですね。
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